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標的00 人は見かけで判断するな

 

「ただいまぁ〜」

「こいつがさっき言ったダメツナだぞ」

帰ってきてそうそう俺の悪口かよ・・・。オレだって好きでダメツナなんじゃないんだから・・・な?

「おい、リボーン誰か来てるのか?」

「ああ、俺の知り合いだぞ」

リボーンが知り合いなんて言うなんて、めずらしいもんだなぁ〜。リボーンならよくて腐れ縁だと思うけどなぁ。っていうか、リボーンに知り合いなんていたん・・・、

 

ズガァァアアァン!!

 

「ひぃっ!!」

「今変なこと考えてなかったか?」

「かか考えてない!考えてないから!!」

「リボーン!無闇に人に銃を向けるものではありません!十代目がお怪我でもしたらどうするのですかっ!」

「!?」

あれ?今、まずらしくまともな意見を聞いたような気が・・・(こんなにまともなことを言っているのを聞いたのはいつ振りだろうなぁ(遠い目

恐る恐る、リボーンの後ろをのぞいてみると、そこには・・・、

巫女服っていうのかな?着物を着た凄く可愛い、耳の生えた女の子がティーカップを持って座っていた

「あれ?君は?」

「あっ、申し遅れました。私は、ノッテファミリー次期ボス補佐の白兎と申します。白兎とお呼びください。十代目、以後、お見知り置きを」

と、丁寧に正座をして、お辞儀をしてきた

「わわっ、こちらこそ・・・、って、オレ、ボスになる気なんてないから!」

「ふふっ、リボーンのおっしゃるとおりですね。それでは、沢田様とお呼びさせていただきます」

「ダメツナだろ?」「いえ、決してそのような意味合いで言ったのでは・・・」

あぁ、なんかすっごく和むなぁ。この子もマフィアでリボーンの知り合いみたいだけど、こんなにまともな子がっ!(泣

リボーンもこれくらいまともだっ「十代目ぇ!!」

ははっ、幻聴だ幻聴に違いない。だってこんなタイミングよくくるなんて。マンガじゃないんだからさ。ありえないね。うん、ありえない

ああ、今日はいい天気だなぁ

と、オレが自分に暗示をかけ、軽く現実逃避しかけたとき、願いもむなしくやつはやってきた

 

「十代目!お邪魔させてもらってます!」

 

うん、ほんと邪魔だね。オレこんなに友達殺したいなんて思ったの初めてだよ(黒

 

「沢田様、このお方は?」

「えっ!?ああ、うん、獄寺君だよ。獄寺隼人」

「!?十代目このチビは一体誰ですか?アホ牛のダチかなんかですか?」

ピクッ

あれ?なんか白兎の笑顔が引き攣ってない?

「スモーキン・ボムの分際で何をほざいてるんですか?」

ええぇぇええ!?白兎ってこんなキャラなの!?さっきの俺の感動を返してよ!!っていうか、獄寺君のこと知ってんじゃん!!

「あぁ!?なんなんだよてめぇは!?十代目の家にノコノコ入りやがって!!」

と、ダイナマイトを構える獄寺君。

それは君だと思うよ?っていうか、家が壊れるからやめて!!

「ごごご獄寺君!?家のなかで暴れないで!!」

「果てろ!」

「おい、そいつに喧嘩売らないほうがいいぞ」

「フフフ、いい度胸してるじゃありませんか」

「白兎ぉぉおおぉぉ!?」

獄寺君に喧嘩売らないでぇぇええぇぇ!!マジで!家壊れるから!!

ヒュッ!カカカッ!!

白兎を、止めようとした刹那、俺の頬のすぐ横を何かが通り過ぎた。そして、突き刺さる音

絶対に見たくないけど、ビクビクしながら後ろを見ると・・・、

 

「「なっ!?」」

 

獄寺君がクナイによって壁に磔になっていた

やっぱり、リボーンの知り合いはまともじゃ無かったよ!!ちょっとでも期待したオレがバカだったよ!!

「獄寺君!その子リボーンの知り合いだから!謝ったほうがいいって!!」

「えぇっ!?リ、リボーンさんのお知り合いですか!?」

「だったらなんなんですか?」(ニッコリ

「リボーンさんのお知り合いとは知らず申し訳ありませんでした!」

「・・・」

哀れ獄寺

突如黙ってしまった白兎。追悼の言葉を投げかけたくなる。きっともう遅かったんだよ。リボーンならオレはすでに死んでるよ

だけど、白兎は止めはささずに静かに武器を下げただけだった

 

「分かればいいんですよ。分かれば」(ニッコリ

 

これは次やったら絶対に殺されるよ。多分誰だか分かんないくらいにボコられるよ

獄寺君も身にしみて感じたらしく、隅でブルブル震えている

「そういや白兎なんでジャッポーネに来たんだ?」

「聞いてなかったのかよ!」

「それは、ルナ様にジャッポーネで任務を言い渡されていたのですけれども、

ついでだから久しぶりにジャッポーネで休暇をとれと言われまして、それでリボーン滞在していると聞いたものですから泊まらせていただこうかと」

「えぇ!?うちに泊まるの!無理だよ!これ以上居候が増えたら「いいぞ」リボォォオオォォンンン!?」

ぶっちゃけた話、もうこれ以上怖いのはうんざりだったから、断ろうとしたんだけど、何故か快く承諾するリボーン。あれ?ここオレん家だよね?

「そういや、あいつにはいったか?」

「いいえ?ルナ様がお伝えしてくださるとおっしゃっておりましたから」

「それなら、あいつもくるな」

オレはこれからの生活のことを考えていてリボーンが笑ったのなんて気がつかなかった

 


<あとがきという名の言い訳>

ついに始まっちゃったよ

自分の文才の無さに反省。なのに始めちゃったことにも反省

次はもっと頑張りますから!ああ!物投げないで!!

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