黒崎一護、絶賛ゾンビ疑惑浮上中〜(なんかネタかぶってね?

 

 

 

 

 

5.Power begins to wake

 

 

 

 

 

!何で見てなかったんだよ!!」

「見てたさ、見てたら連れてかれたんだよ!」

「だから、隠すとかそういう気が起きねぇのか!?」

「結果オーライだからいいだろ」

一護がルキアに連れ去られてから、数十分後、倒れている一護を見た生徒が教師に教えたらしく、一護の抜け殻は保健室へ連行

私は木の上から一部始終を見てました!(薄情者

「そんなにを責めるな!お前がすぐに了承すればよかったものを!」

「俺のせいか!?なぁ、俺のせいか!?」

「あー、もう、うるせぇ!」

ぎゃあぎゃあと騒ぎたてる一護の口に人差し指を当てる。一護がうるさい時にこういう風にするといつも静かになるのだが、案の定今回も静かになった

何故、顔が赤いのか謎だが(鈍

「虚倒しの特訓やるんだろ!さっさと行くよ!!」

私はその間やることがないので、この前買ったマンガと貯蔵してあったマンガをいくつかカバンに突っ込んだ

 

 

 

パリン、げほげほ、パキン、ごほごほ・・・

胡椒入りボール100本ノックを相棒ランディージョンソンと共にやっている一護を尻目に、私とルキアは木陰のベンチでマンガを読みふけっていた

ルキアは、現代語の勉強にしているらしく音読している

「その匣をわたして!マリアンヌお姉様!さあ!!」

「・・・・・・だめよ!その匣を開けてはだめ!フランソワ!!ああっ・・・・・・!!」

「何やってんだお前らは!!」

背後に人の気配。私はさっとふりむくと振り下ろされたバットを真剣白刃取りでとらえた。もちろん、一護は軽く叩くつもりだったらしくたいして勢いはない

「討ち取ったりー!!」

「ふざけすぎだ、

ちょっと、人がのってやったのになんだその反応は!!ふざけんな!!

ルキアを見ると、涙目になっていた

「どーした、ルキア?涙目になってんぞ。そんなに一護に驚いたか?」

「たたたたたわけ!!そんなことはない!!このマンガが怖すぎるのだ!!」

私とルキアが読んでいたのは、「翡翠のイルミタージュ」。私がマリアンヌ役で、ルキアがフランソワ役だ。怖いというので有名らしいが、私は別段怖くもなんともない

遊子に貸したら、夜に寝れないと泣きついてきたが

「それより、一護!!特訓は終わったのか?」

「コショウ入りボール100本ノックだろ?終わったぞ!」

ルキアと一護の会話を聞きながら、一護と私がまだ幼かったころを思い出した

売られたケンカは買え、教師は成績で見返せ

全て私が教えたことだ。強くするには苦労した。なんせ一護は泣き虫で、空手だってたつきに負けるたびに泣いていたものだ

もちろん、たつきよりも強い私にかかればあっという間に泣いていたが

そんな、思い出に浸っていると何者かが現れた

「こんにちは黒崎くん!!ちゃん!!」

「「うわぉ!?」」

応援団顔負けの大声であいさつされ、一護とは撃沈

キンキンする耳を押さえながら振り向くとそこには、絶賛マイナスイオン発散中の織姫がいた

よし、許す!!(何故

織姫は、どうやら買い物帰りらしく袋から、ネギがのぞいていた

私の視線に気づいたのか、織姫はネギを手に説明してくれた

「ちょっと晩ごはんの買い物でした!ネギとバターとバナナとようかんを買ったの!」

何 を 作 る ん だ

確かに、確かに、おいしいんだけどね!?何を作るか材料で思いつかないから怖いんだよ!!

「黒崎くんたちは、何をやってたの?」

「あ?俺か?俺は、え〜っと・・・」

「私はルキアの現代文の勉強につきあってるんだ」

現代語とか言ったら、怪しまれるかもしれない。織姫は気づかなそうだが

私がそう言ったことで、織姫はやっとルキアがいることに気づいたらしい。多分、一護がいるのに浮かれてたんだろうなぁ

あれ?そしたら私、邪魔じゃね?

「朽木さん!?」

「むっ。誰だ貴様は?」

「井上織姫。クラスに居たの忘れた?」

「クラスに!?」

そういうと、ルキアは笑顔を作ってスカートの裾を持ち上げた。あれ?これ遊子のだよな?

「あら、井上さん。ご機嫌麗しゅう」

「え・・・あ、はい・・・ご機嫌麗しゅう?」

「「(そのキャラで通す気か!)」」

義兄妹のツッコミが見事にだぶった。この二人には、ツッコミの天性でもあるのだろうか

私は、ボケたい派なんだ!!

と、心にの中で叫んでいると、一護が織姫のケガに気づいたらしい

聞けば昨日、買い物に行った時、車にはねられたらしい

「織姫」

「なぁに?ちゃん」

「はねたのはどこのどいつだコノヤロー!私が制裁を下してやる!」

私の可愛い可愛い織姫に傷をつけるとはいい度胸じゃねぇか(ぇ

いや、ここは代わりに私が責任取れば・・・(落ち着け

そんな危ない考えをしていると、織姫がもう帰ってしまうらしい

「じゃあね、ちゃん!」

「え?あ、そうか。笑点が始まる時間か!」

「なんで、お前が知ってんだよ」

「私の織姫のことだから?」

「お前、ストーカーみてぇだな」

はっ、知るかそんなこと

織姫は帰っていくが、足を引きずっており、歩きにくそうだ

一護に送ってけ、と言ってみたが、聞いたけど断られた、と言う

この人、ホントに鈍いわ〜(誰

「織姫!私が送ってくよ!」

「え?そんな、いいよ!」

断られるも、一気に階段を駆け上がると織姫のことを抱き上げた

ちゃん!?な、何してるの!?」

「お姫様だっこ!一護の方が良かっただろうけどな!」

「そ、そんなことないもん!」

そして、そのまま走り去った

「何を突っ立っておるのだ一護」

「・・・別に」

「さては、貴様。が行ってしまってさびしいのではないか?」

「違ぇよ!」

と言いつつも、本当は一緒に帰りたかったらしい

 

 

 

in 織姫宅

バカじゃないの、あんたら!?」

現在進行形で、たつきに説教をくらってます。織姫と二人で

「だいたい、!あんた、織姫が一護に気があるって知ってんだから、フォローしてやんなよ!」

「だって、一護鈍いんだよ!ありゃ、天然記念物もんだよ!?」

「いや、それはだと思うよ」

「織姫じゃね?」

本日の議題は、織姫の押しの弱さについて。それに、なんで私がフォローしないのか

しても、本人が気付かないんだよね〜。織姫も一護も

「織姫も、こーガッと行かないと!」

「「ガッと?」」

「そ!『送ってやろうか?』って言われたら、当然『うん!』で、足の痛みにかこつけて肩を貸してもらう!」

「おお!いい雰囲気になりそうな展開!お人よしの一護に対しては、ぴったりだな!」

「だろ!そして、人気のないあたりまで送ってもらったら・・・、力任せに暗がりに連れ込んで・・・、」

心なしかたつきの顔が赤い気がする。織姫は話を真剣に聞きながら、お茶を飲んでいた

嫌〜な予感がするぞ、こりゃ

「押し倒す!!!!」

 

ボフッ

 

ガンッ

 

「わぁ!ちゃん大丈夫!?」

「へ、平気だ・・・」

驚きのあまり頭を机にぶつけてしまった。これ以上、馬鹿になったらどうしてくれる!

しっかし、驚いた。たつきが壊れた

「たつき、脳外科行け。いいとこ知ってるから」

「普通だろ?男なんて、乳掴ましゃどうにでもなるって!」

なんなんだ、その経験豊富です!みたいな言い方は!?

「あー、けど、の見慣れてるからそうでもないか」

「ちょっと待てぇえぇぇえ!?お前変態キャラ定着するから、やめろぉぉぉおおぉお!!」

「しかし、来たばっかりの転入生と早くも仲良くなるとは・・・、一護のヤツも意外とやるなあ・・・」

そりゃ、押し入れに住んでるし

開けたらそこで寝てんだから、思わず見なかったふりしちゃったよ!

ってか、さっきの発言、スルーされてね?

「あ、でも仲良くって言っても、一緒に公園にいただけだよ?それに、ちゃんもいたし」

は別だろ?そもそもあんた、一護と二人で公園言ったことある?あたしゃ、ゲームセンターなら何回も行ったけど」

「あたしが・・・、黒崎くんと・・・、二人で公園・・・」

織姫、妄想の世界へトリップ

「あー、私は買い物に誘われたなぁ」

「はぁ!?」

「な、何だよ。別に、義兄弟なんだし、買い物くらい行くだろ?」

「で、そのあとは!?」

「そのあと昼飯食って、あ、映画も見たような。全部、一護持ちだったな」

「それだけアピールされて気付かないって、どんだけバカなの?」

溜息をつきながら、言うたつき

私のどこが馬鹿なのさ!!一護のが馬鹿じゃね?

「あぶなーい!!逃げて!逃げるのよ、あたし!!いや、チャンプ!!」

「(何!?何がどうなったの!?公園でデートする妄想してたんじゃないの!?)}

「あ〜、ありゃ、シーソーまで一護と競争してる時に世界陸上の選手が来て、そのあと、織姫がそいつを殴ったら、一護ごと巻き込まれて、でボクシングの世界チャンピオンになって、その織姫を恨んだ人物が拳銃で殺そうとしたんだな」

「なんで、そこまで細かく分かんの!?」

なんでってそりゃ、私の織姫の(省略)

 

バスン

 

突然響き渡った音に、私、たつき、織姫の三人は硬直した

「何?今の音・・・」

音のした方を振り返ると、ちょうどクマのぬいぐるみが落ちたところだった

「ああっ!エンラクが落ちてきた!大丈夫!?エンラク!!」

「なんだ、ヌイグルミか・・・。ていうか、円楽・・・?」

「気にしちゃいけないこともあるよ」

たつきの肩を叩きながら言った

ぬいぐるみで、あんなでかい音するか?そこが織姫作というところなのだろうか

「あああ!!!」

「どうした?」

織姫の抱かれているクマを見れば、ちょうど縫い目のところが綺麗に裂けていた

「ひどい〜!なんで、こんな裂けてるの〜!!」

「うおっ!スゲー、布が寿命だったんじゃねぇの?」

「それ直したら、フランケンになるよ。絶対」

半泣きになってしまっている織姫にはげましとも言えない言葉を投げかける

ゾクッ

「!?」

「どうかした、?」

「え、いや。なんか、嫌な感じが・・・」

前にも感じたことのある感覚。私の中の何かが反応する

虚・・・?

まさか、そんなわけない

私が感じ取れるはずなんてないのだから

一護は死神になったが、私はただの人間だ。分かるはずもない

嫌な感覚を振り払うと、織姫の手にあるクマを見た

織姫が、クマの頭から手をどけると

 

 

どう見ても織姫の血ではない

私の嫌な感じは最高潮に達した

「織姫!それから、離れ・・・!!」

 

織姫の体を

 

巨大な手が

 

貫いた

 

織姫はそのまま倒れこんだ

「ちょ、織姫!?どうしたの、織姫!!」

「たつき!!そこは危ない!!」

「!?」

たつきが壁に叩きつけられる。肩からは、血が流れ出していた

床に血が飛び散った

「たつき!!」

!なにがおき」

ダンッ!!

虚によって、たつきの体は床に押さえつけられた

おそらく、たつきには何も見えていなくて、状況が全く分かっていないだろう

虚がたつきの首に手を伸ばし、絞めていく

「やめろぉぉおおぉお!!」

これまでにないくらい早く走り、たつきに飛びつき、そのまま向こう側に滑り込む

ひざを擦ってしまったが、特にケガはない

それよりも、たつきだ

「たつきちゃん、ちゃん、大丈夫!?」

織姫が駆け寄ってきたが、胸には鎖が付いており、顔も青白い

いつもよりも、フワフワした感じがして、まるで

幽霊のようだった

認めたくない。織姫が死んだなんて

「たつきちゃん!?聞こえないの、ねぇ!?」

無理だよ、織姫。お前は・・・、

「お前は俺が見えるのか?」

ハッとして、声がしたほうを振り返る

目の前には、長い爪のついた大きな手

 

ドスッ

 

「うぁ・・・」

ちゃん!!」

その手は、私を貫いた

血が流れ出ている私の体

目には光がなく、ぐったりとしていて人形のようだ

家に帰ったら縫わなきゃな〜

って、

私、二人いねぇ?

ちゃん、だよ、ね?」

織姫がぐったりとした私と黒い着物を着た私を交互に見比べる

どちらが本当の私か測りかねているようだ

ん?黒い着物?

ってことは・・・、

「死神だったのかよ!?」

あ、帰宅時間とっくにすぎてら。一心うぜぇな

 

 

 

<あとがき>

やっとヒロイン死神化!

長かった、長かったよ・・・!(短くねぇ?)

早く尸魂界編書きたいです!ヒロインの所属部隊も決まってるんで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お気に入りサイト様のブログで見つけたのでやってみました偽善者度チェック!!

腹の黒さ   34%

知的偽善度   38%

勇気ある行動   53%

天使の光   100%    

あなたの偽善者度は5%くらいで、【本当の善人級】です。  

あなたは偽善者ではなく、まごうことなき善人です。

この世知辛い平成の世において、あなたのような人が育つことは、天然記念物なみに珍しいといえるでしょう。

あなたの心には微塵の黒さもなく、純粋に自分と他人を愛して、前向きに努力しよう、良くしようという気持ちが満ちています。

しかし、世の中には黒い偽善者がたくさんいるので、その人たちに毒されたり、騙されたりしないように、気をつけてくださいね。

もっともあなたには純白の守護天使がついているので大丈夫だと思いますが。

あなたの善人度アップアイテム

天使が降臨するスピリチュアル・ボイス

え・・・

私は腹黒だ!!自他ともに認める腹黒だ!!(認めるな

なんたって人をいじるのが好きなんだから!!(ぇ

なんかここまでくると、逆に引くわ!!そんなに善人じゃないよ私は!!

純白の天使ってなんだ!?うちの犬のことか!!白いから!!(違

やってみたい人は、下からドウゾ!

あなたの偽善者度チェック