ああ〜、早く終わんねぇかな
8.Rev.extinction
ちっ、別にいいじゃねぇかよ。テレビ出たくらいでピーピーピーピー
「教師のくせしてそんな恰好してるあんたに文句言いてぇよ!!」
「少しは反省せんか!!」
ズバァンと机を叩きながら言うと、スパァンと返された
どうやら『ぶらり霊場突撃の旅』略して『ぶら霊』in空座町に移ったことが何やら説教の原因らしい
職員室のスクリーンに移されたのは、はじめにルキア、次に一護、最後にだ
「どうだ?黒崎、。これを見て何か言うことはないか?」
「「私(俺)によく似てますね」」
「正真正銘お前らだ、ばかもの!!」
「えええぃ!てめぇに私の何が分かるってんだい、ちくしょーめ!!」
と指を突き立てた。良い子の皆はやっちゃ駄目だぞ☆
悲しげな表情を作り、目を潤ませ、鍵根を見つめる
「・・・これを見て思い出したんですよ。一護の家に拾われる前のことを」
さっきとは打って変わっての声が小さくなったことで、鍵根はひるんだ
の事情は、この学校の教師はほとんど知っている
本人は全く気にしていないのだが、教師はかなり気にして少しでもそのことに触れてしまうと、謝ってくる
「一護の家に拾われる前、私は双子の姉と暮らしてたんです。あの日、姉を迎えに行こうとして、それでっ・・・!」
あくびが出そうになるのを噛み殺すと、いい具合に涙が出ました
今気づいたけど、かなり矛盾してんな。まだ幼稚園の子供が二人暮らしなんて無理だろ
「鍵根先生〜。の過去に触れちゃいけないって、会議で決めたのに」
明らかな非難の視線が鍵根に降り注ぐ
ちなみに、今現在一護たちは窓からの脱出を試みている
「す、すまなかった!だから泣くな!」
滅多に弱いところを見せないの涙を見て、動揺する鍵根
は二ヤリと笑った
「ん?」
振り向いた先にいたのは、一護とチャドを筆頭に逃げだそうとする説教組が
「コラまておまえらぁ!!!」
は鍵根の横をすり抜けると、チャドの背中に捕まった!
「よっしゃぁ!逃げるぞヤローども!」
「すごいね、さんの演技力!」
「さんの涙なんてレアだぜ、レア!」
「いや、あくびを噛み殺しただけなんですけど」
未だにチャドの背中にしがみついたままのが返答する
だって、つまんなかったし
「あれくらいでだまされるあの教師もどうかしてるだろ」
「・・・それでものおかげで助かったんだろ?」
「おお、チャド!いいこと言ってくれるねぇ!」
肩に乗せていた手を首にまわし、軽く抱きつく
もともと色黒のせいでよく分からないが、チャドの顔が赤くなった
それを見て一護がを、チャドから引き剥がす
「あああ!何しやがんだ!」
「チャドが困ってんだろ!」
あんたはどうせ嫉妬だろ!織姫除く、その場の全員が心の中でツッコむ
「でーも、くやしいなー。どうせ怒られるんなら、わたしもカメラに映っとけばよかった!」
「いやいやいや、映んない方がいいって」
顔の前で手を振り、うんざりしたようにたつきに言う
「なんで?」
「なんでかモデル事務所のチラシがいっぱい入ってくんだよ。カメラに運よく映ったからいいもんじゃないだろうに」
「あんたの容姿が良かったからでしょ」
そんなことないない、笑いながらたつきの方を向いて背中をたたいた
説教後から1ヶ月
「終わったァー!!そして死んだァー!!!」
「ダメだったみたいだね。まぁ、僕もだけど」
シャーペンを放り出してと思ったら、机に伏して涙を垂れ流したのは、啓吾だ
そのテンションに引きつつも、ちゃんと返事を返す水色はなんて偉いんだろう
そこに一護も加わってうるさいのなんのって
ついでに一護の順位見て、変な反応してるし
「さん!俺たちは生涯の恋人ですよね!」
「付き会ってねぇし!」
ズドッスゥ!
顔面に裏拳を問答無用で叩き込みむと、一護がケイゴに教えてやる
「は毎回1位取ってるぞ」
「うっそだぁ!いっつも授業、逃走してるじゃないか!」
「ほんとだよ、ホラ」
水色がまた、中間の順位表を見せる
それと同時にケイゴが固まる
「まままま満点!?1位の上に満点!?」
「それにしても、一護もさんもちゃんと勉強してるんだね」
「私も一護もこんな髪だから、地毛だっつっても教師が絡んでくるんだよ。まぁ、それだけならいいんだけど私の場合、勢いあまって殺・・・ケフンケフンキレちゃうから」
「殺、ってなんだよ!ま、俺も短気だからな。成績良けりゃ教員連中は何も言ってこねぇからな」
「えー、私はしょっちゅう言われてるよ?」
「それはマジメに授業受けないからだ!」
失礼な!私はいつでも真面目だ!(嘘
一護の馬鹿ヤロー!と言い捨て、一護の叩かれる前に、石田のもとへと逃げた
「よっ、雨竜!」
「うわぁ!?さん、急に抱きつかないでくれ!」
「あ、悪ぃ」
あっという間に真っ赤になった雨竜に言われ、パッと離れる
頭が良さそうに見えるが、事実頭がいい。だが、意外と裁縫がうまく、「メガネミシン」の異名を取っている
もちろんネーミングはだ
「雨竜、今回は私に勝てそうか?」
「それは皮肉ってるのかい?毎回満点取ってるさんに勝てるわけないだろう」
えーそうかー?と言いつつ、窓の外を見るを見て、石田の顔が険しくなった
「(今朝までは、見惚れてて気づかなかったけど、霊圧が上がってる・・・?)」
「さん、最近変わったことあった?」
努めて平静を装いながらも、石田がに聞く
「変わったこと―?色々あったけど、そんなに変なことじゃないな」
の言う色々とは、不良を殲滅したりとかそういうことだ
「(自然に上がったのか?それにしては、上がりすぎだし・・・)」
ズバッと聞いてみた方がいいかもしれない。遠まわしな聞き方は、本人が理解しないから
「ねぇ、さ・・・」
石田がそう言いかけると、不意に虚の気配を感じた
の方を見ると、はルキアに連れ去られた一護を見ていた
「大丈夫だ、ちゃんと墓は裏庭に作ってやる!」
それは大丈夫なのか?
「さん、すまない!用事があるから先に帰る!」
「え、おう!」
は石田を見送ると、虚の気配を探り始めた
近くに魂魄もいなさそうだし、大丈夫だな
それにしても、最近気づいたけど、雨竜の霊圧って結構高いなー
けど、なんか死神とは違う気も・・・
そう思ったが、今日は夏梨と遊子と遊ぶ約束をしていたのを思い出し、教室から出た
<あとがき>
ああ、早く尸魂界編に行きてー(ぇ
そして、冬獅郎を出したい(ただそれだけ
何だこの文章。また、ダラダラ病再発したぁああぁあ!
しょ、精進します(汗
スクロールで拍手お礼↓
5月7日4:05 「これからも頑張って下さい!!応援してます!」と送信してくださった方
ありがとうございますぅぅううぅう!!最近沈みがちな管理人の心に栄養補給をありがとうございます!これからも、よろしくお願いします!
5月11日15;32 「小説すッごく面白いです!!連載がんばってください!」と送信してくださった方
面白いなんて!恐れ多いです!これからも頑張っていきますのでよろしくお願いします!